タロットカード【17:星】意味・解釈を正位置・逆位置別解説｜恋愛・仕事・悩み別

Contents

タロットカード【17:星】の世界観
タロットカード【17:星】THE STARの意味・解釈
- 【星】正位置の意味
- 【星】逆位置の意味
タロットカード【17:星】悩み別解釈
【星】の解釈を広げるブレインマップ
【星】アーサー・エドワード・ウェイトの解釈
- ウェイト氏が【星】のカードに込めた意味
【タロットカード】意味・解釈ページ一覧

タロットカード【17:星】の世界観

何も身にまとっていない女性が、2つの水差しから大地と湖に生命の水を注いでいます。その頭上にはひときわ大きく輝く黄色い星と、周りを囲むように瞬く小さな白い星たち。中央に強く輝く黄色い星の光は、あなたが目指す希望を象徴し、明るい未来の理想へと導いてくれるでしょう。あなたの人生が輝いていると感じているときは、あなたが心から希望している目標に向かって努力できていることを暗示しています。

カード全体が水色に彩られた世界は、あなたの思い描く理想がまだ現実化する前の精神世界を表現しています。精神世界に輝く星はあなたの内側に、キラリと光る才能が眠っていることの象徴でもあるのです。今あなたが直感的に才能に目覚め、磨かれる時がくるのを待っています。目標に向かって日々努力を積み重ねることによって才能は磨かれ、チャンスがもたらされるでしょう。そしてあなたの夢は現実世界に創造されていくのです。あなたが今気づいて、磨いていくべき才能は何ですか？

【星】のイメージ

あなたにとっての希望や直感、限りなく実現する可能性が高い夢を象徴している星。水色の空に輝く八芒星は、自己を信頼することでもたらされる内なる導きを暗示しています。あなたを理想へと導いてくれるものは外側からもたらされるものではなく、自分の可能性を信頼することで、あなたの内側に見い出されていくものなのだと、星のカードは伝えています。1本の木に描かれている緋色のトキは、希望を叶えるためのチャンスを運んで来てくれる知識を象徴する聖獣です。あなた自身が自分の才能に気づいて磨いていくことで、チャンスはあなたの元へ運ばれてくることの象徴と言えます。あなたの理想とする世界は、物質的なものを手に入れることによってもたらされるものではなく、自己信頼という内なる安定を保ちながら精神的な幸せの中にあることを示してくれているのです。

アニメや漫画のキャラクター、有名人、身近な人物…あなたの中で星のイメージにピッタリな人物がいるかもしれませんね。タロットカードから、誰に似ているか、誰を思い出すか人物像をイメージしてみましょう。希望の象徴である、星。あなたは、誰を想像しますか？

コツメ

有名人だと、アイルランドの歌手エンヤを思い浮かべたよ！
透き通る歌声が地上のすべてを浄化して、大地に新たな生命を吹き込んでいるように感じたよ～♪

コツメちゃんは、魂を浄化してくれるような歌声を持つ北欧の歌手を思い浮かべたようです。星のイメージにピッタリな人物を想像することで、リーディングの際に「この悩みのときにはこう言いそう」「こんなアドバイスをするんじゃないかな」と想像がふくらんでいくはず。イメージとしてピンとくる人物がいないのなら、オリジナルのキャラクターを考えてみてはいかがでしょうか。自分でイメージ像を設定しておくと、グッとカードのイメージが深まりますよ♪

カゲシターん

星のカードが気になるあなたは、彼女からメッセージをもらってみない？今、気になっていることを心に思い浮かべてみてね。そのテーマの『未来のムード』はどんなイメージかな？さぁ、未来のあなたへ星がメッセージをくれるよ。下のリンクをポチッと押してみてね♪

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【星】絵柄に込められた象徴が意味するもの

タロットカードの絵の中には、さまざまな象徴が描かれています。一見何気なく描かれているような動物や植物、場所や服の模様など、実はその一つひとつに意味があるのです。
そしてその中には、タロットカードをパッと見た印象とは異なる、意外な意味合いが込められていることも。象徴を知ると、キーワードから受け取る意味とはまた違った視点から読み解くことができ、解釈の幅が広がります。それでは、「星」の絵柄に込められた象徴をご紹介していきます♪

タロットカードの絵柄・象徴	意味・解説
数字の17（XVII）の意味	17は1と7。1は始まり、7は新しいサイクル。足した数の8は、物質の世界と霊的な世界のバランスを表します。
大きな星と小さな7つの星	八芒星の星は、宇宙からのエネルギー。小さな星の数は、神霊的な意味を持つ7です。大きな星は父、小さな星は精霊のようにも見えます。
何も身にまとっていない女性陸と水面に置かれた足	ありのままの姿の女性は、人間の精神そのものです。また、陸は「現実世界や顕在意識」、水は「感情や潜在意識」を表しています。
水瓶から注がれる水	女性は、陸と水面に生命の水を注いでいます。陸に注がれる生命の水は5本の道を描き、変化や五感を表しています。
木にとまったトキ	トキは「再生する鳥」として希望を表しています。また、エジプト神話においては知識の神トートの象徴でもあります。

カゲシターん

特に印象的な水色や、大きく輝く星の黄色、大地の緑、遠くにある山の赤色…なんだか色もポイントになりそうだね！
色にはどんな意味があるの？と気になった方はコチラを見てね。

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カゲサターん

星の光線が8本、星の数の総数は8つ、白い星の合計は7つ。
陸に注がれる水が5つの方向に流れているなど、
数字に注目しても面白いのだわ！

【星】他のカードとの関係性

ウェイト版タロットは、私たちの魂の成長物語を表していると言われています。大アルカナはその物語の章立てにあたるカード。愚者から始まる22枚の大アルカナには、それぞれどんな物語が込められているのでしょうか。前後のカードの関係性を知ることで、さらにカードの世界観を深めることができます。ここではその物語の一部をお伝えしましょう。

星の1つ前のカードは16番の塔のカード。物質的な野心や利己的な価値観に囚われていることに対する強制的な浄化を経験します。あなた自身がその事実を受け止めて、驚きや混乱の中、再スタートを切る段階にいることを表しているのです。17番の星のカードは、再度自己を見つめ直し、地位や名誉を得ることによる一時的な物質的な幸せではなく、精神的な幸せを象徴しています。自己信頼によって才能が目覚め、磨き続けていく過程で夢を叶えるチャンスがもたらされていくのです。星の次のカードは18番目の月のカード。自分の理想を叶えるためにチャレンジを続けていくことには不安が付きまといます。失敗への不安や進み続けることへの恐怖は、自分が生み出した想像の産物に過ぎないことを月は警告しているのです。決してなくなることのない不安や恐怖と向き合いながらも行動し続ける必要があること、またその道のりは長いことを表してます。

0番の愚者から始まる大アルカナは、段階を経て21枚のカードを辿りながら最後の21番の世界のカードへと到達します。世界のカードは最高地点のゴールへ達したことを意味しています。こうして大アルカナ22枚のひとつのサイクルが終わり、また新たなステージが始まることを表しているのです。

カゲシターん

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カゲサターん

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タロットカード【17:星】THE STARの意味・解釈

星（THE STAR）を象徴するキーワード：希望

正位置の場合は、あなたの希望が叶いやすいエネルギーとしてストレートに現れるので、あなた自身がどんな夢を叶えたいのかイメージすることや、夢を実現するために磨いていきたい才能を見つめ直すタイミングであることを伝えています。

逆位置の場合は、あなた自身が努力することもなく、ただ単に理想を追い求めるだけで何も行動に起こしていないことへの注意を促しています。理想に執着しすぎるあまり、星のカードの持つエネルギーが過剰になったり不足したりして、あなたの本来持っている才能がうまく発揮できないかもしれません。逆位置が出ても、基本のキーワードは同じなので心配しなくても大丈夫です。あなた自身の現状を知って、捉え方を少し変えるだけで望む未来へと歩んでいくことができますよ。

それでは、それぞれの意味を解説していきましょう♪

【星】正位置の意味

正位置のキーワード
豊かな感性・才能を磨く・可能性・自分を信頼する・信頼・潜在能力を生かす・理想・努力する・象徴・理想の未来・希望・直感・才能・行動・実現する・精神的な豊かさ・クリエイティブな感性

【星】のカードの正位置が意味するものは、実現する可能性が高い夢や希望です。あなたが理想的な未来を実現するには、あなたの中に希望を持つことから始まります。自分の才能を見出し、磨いていくことで、理想の未来が実現する方向へと進んでいけるでしょう。才能はどのように見出していけば良いのでしょうか。あなたが直感的に感じる、好きだと思えることや得意なこと、長時間取り組んでいても苦にならないことにヒントが隠されています。日々の小さな行動や努力を重ねていくことで、あなたの才能の種を見出し育てていくことができるのです。叶えたい夢や目標があるのなら、実現するチャンスが今訪れていることを体感していけるでしょう。

また、星のカードは芸術・創造のエネルギーも象徴してます。あなた自身が持つ豊かでクリエイティブな感性を磨いていくことにエネルギーを注いでみてくださいね。あなたの潜在能力を生かすことで、あなたが本来望んでいた精神的な豊かさを受け取っていけるのです。

【星】逆位置の意味

逆位置のキーワード
磨かれていない才能・感性が鈍くなっている状態・自覚していない才能・理想だけを追い求める・チャンスを生かせない・失望・目標を見失う・考えすぎて行動できない・消極的・高すぎる理想・人生が思うようにならない

【星】のカードが逆位置で出ると、磨かれていない才能や高すぎる理想を暗示しています。理想だけを追い求めすぎて本来あなたが向かうべき目標を見失っている状態です。あなたは今、人生が思うようにならないと失望してしまっているのではないでしょうか。いろいろ考えすぎて行動できない、もしくは自分は消極的な性格だからと諦めてしまっているのであれば、あなたの設定した高すぎる理想が原因かもしれません。誰かの成功を自分の理想だと思い込んでいないか、周りと自分を比較して焦るあまり、感性が鈍くなっていないか振り返ってみましょう。

自分に自信がない状態では才能を自覚することはできません。チャンスが訪れたとしても、理想の未来を実現することは困難かもしれません。星のカードは自分の内側にある希望の光を見出して人生を再構築するタイミングであることを伝えています。あなたの中に眠る才能を見出し、実現可能な夢へ歩みを進めていきましょう。

まゆちん

カードの意味や解釈は、特別な才能がなくても自分らしく広げることができるものです。その理由についてはコチラで解説しているので、ぜひ見てみてね♪

https://sup.andyou.jp/tarot/style-skill/_atab

続いて、恋愛・仕事・金運・人間関係のケース別解釈をご紹介していきます。

タロットカード【17:星】悩み別解釈

【星】恋愛の正位置での解釈

正位置の解釈
希望/限りなく実現可能な恋愛/成就しやすい恋/感性の豊かさ/可能性/チャンスをつかめる/夢の実現/明るい未来/理想を共有できる/安心する/才能を磨き合う/

【星】のカードの正位置はお互いを高め合う恋愛を意味します。

片思いの人は、あなた自身が自分らしく輝くことによって、恋が成就しやすいと言えそうです。自分磨きに意識を向けて取り組んでみるのが恋愛成就の鍵。相手は、あなたの表裏のない性格や、日常の何気ない風景に美しさを見出したりする感性の豊かさに魅力を感じているようです。あなたの才能に磨きをかけることによって、人生も輝きを増し、限りなく実現可能な恋愛へ発展していく予感。また、あなた自身が夢中になれることに相手を巻き込んでいくことによって、2人の距離もグッと近づき、交際に発展する可能性も高まっていくでしょう。

両思いの人は、長きにわたってお互いを高め合う関係性と言えそうです。お互いがそれぞれの可能性や価値観を認め合っている仲なので、それぞれの夢の実現をお互いに応援し合える仲間のような感覚で関係が深まっていくでしょう。常に刺激し合いながら、才能を磨き合える関係性なので、マンネリ化しにくい関係とも言えそうです。お互いを支え合ってワクワクする気持ちのまま進んでいきましょう。

【星】恋愛の逆位置での解釈

逆位置の解釈
恋愛に前向きになれない/多くの理想を求めすぎ/前向きになれない/多くを求めすぎている/高嶺の花/別の可能性/1つの恋に囚われない/理想だけを追い求める/鈍くなっている感性/マンネリ/消極的

【星】のカードの逆位置は、希望を見いだせない恋愛を意味します。

片思いの人は、相手との将来のビジョンが描けず恋愛に前向きになれないとき。今のあなたは相手に多くの理想を求めすぎているのかもしれません。また、あなたが気になる相手は、ライバルの多い高嶺の花という可能性もありそうです。気になる相手以外にも、あなたの周りにはいろいろな可能性やチャンスがあって、1つの恋に囚われる必要はないことに気づくタイミングなのかもしれません。

両思いの人は、相手に対し刺激が感じられないマンネリに陥っている状態と言えそうです。理想だけを追い求めすぎてちぐはぐな関係になってしまったり、今はお互いに相手のことよりも自分のことだけで精一杯な状態になっていたりするのかもしれません。交際を始めた当初はお互いが相手の才能を認め合いサポートしあっていたのに対し、現在は関わり合いを持つことに消極的になっているようです。星のカードの逆位置は、感性が鈍くなっている状況を表しているため、2人が感じている以上に実際の2人の関係は危うい状況に陥っているのかもしれません。今の状況のまま惰性で交際を続けるのか、別の可能性に意識を向けるタイミングなのか、じっくり話をしてみるのも良いかもしれません。

カゲシターん

片思いでも両思いでも、つい占いたくなる相手の気持ち。「相手の気持ちに星が出たけど、相手はわたしのことをどう思っているのかな？」と気になったあなたはコチラを見てね♪

https://sup.andyou.jp/tarot/feelings-arcana17_atab

【星】仕事の正位置での解釈

正位置の解釈
才能を見出す/チャンスを生かせる/得意分野を生かす/可能性を信じる/夢に向き合う/活躍の場を見出す/発想力が豊か/成功/新しい仕事/高い評価

【星】のカードが正位置で出た場合、仕事に対してのインスピレーションが湧きやすく、発想力が豊かに働くとき。
職場では、あなたの持つ才能を見出され、新しい仕事やプロジェクトの依頼があるかもしれません。また、普段からあなたが夢に向き合う姿勢が評価されて新たな活躍の場を見出すことにもつながりそう。希望を抱いて努力を続けていることで、あなたの理想は限りなく実現する可能性が高いので、あらためて目標を定め、得意分野を仕事でどんどん生かしていきましょう。あなたの努力や実力が成功を引き寄せ、周りからも高い評価が得られるでしょう。

【星】仕事の逆位置での解釈

逆位置の解釈
過信/不信/希望を失くしている状態/可能性を信じられない/考えすぎて鈍くなっている感性/自信喪失/思うような成果を出せない/自意識過剰で独りよがり/手の届かない距離にある理想

【星】のカードが逆位置で出た場合、希望の職に就けないことや、職場や組織で才能を生かせずにやきもきしている状況が表れているのかも。あなたは自分の可能性を信じられずに、自信喪失に陥りがち。手の届かない距離にある理想を追い求め、自分を過信しすぎるよりも、まずはあなたの目の前にある実現可能なことは何かを見つめ直すときなのかもしれません。また、不信に陥っていることで、頭で考えすぎて感性が鈍くなっている状態です。今の状況をどうやって抜け出していけば良いのかわからなくなったときや、周りの意見に流されそうなときは、一旦喧騒を離れて落ち着いて考える時間を設けてみましょう。思うような成果が出せないときは、自意識過剰で独りよがりになっていないか自分を客観視してみるものおすすめ。時には、周囲の意見にも耳を傾け、自分らしく進んでいくことで少しずつ自信を取り戻していけるでしょう。

【星】金運の正位置での解釈

正位置の解釈
夢の実現に必要なことにお金を使う/才能を磨くための自己投資/自分を輝かせるために使うと運気アップ/理想の未来/希望を持って進む/才能の開花/豊かな感性/募金や寄付/誰かへのプレゼント

【星】のカードの正位置は、自分自身を輝かせるためにお金を使うことで金運がアップしていくでしょう。あなた自身の才能を磨くことで、理想の未来を手に入れていける暗示が出ています。自分が手に入れたい未来へ希望を持って進んでいくためには、あなたの才能を開花させることが必要不可欠です。あなたは本来豊かな感性の持ち主でもあるため、美術館や博物館に足を運んで芸術作品に触れてみたり、山や海に出かけて自然に接したりすることにお金を費やすことも吉。才能を磨くための自己投資はこの時期のあなたを一層輝かせ、将来の豊かさとなって還元されていくでしょう。夢の実現に関する投資・大切な人へのプレゼント・募金や寄付など、あなたの夢のためや誰かのためにお金を使うのも良いでしょう。きっと、良い運気としてあなたに返ってきますよ。

【星】金運の逆位置での解釈

逆位置の解釈
自己満足のためにお金を使う/一攫千金を狙う/旨い話に乗る/焦りからくる散財/盲目的になる/自分と釣り合わないものにお金を費やす/騙されやすい/短期的な結果を求める/思考が鈍る

【星】のカードが逆位置で出ると、思考が鈍って自己満足のために無駄遣いをしてしまいそう。あなたは自分の未来に希望を見い出せないあまり、焦りから短期的な結果を求める傾向が強くなります。いち早く才能を磨いて結果につなげたいあまりに、高い教材やセミナーにお金をつぎ込んで借金を重ねてしてしまうかも。周囲と自分を比較して落ち込んでしまうことで、思考が鈍る傾向も。自分を信頼できない状態は、一攫千金を狙いたいという浅はかな考えにつながってしまうかもしれません。短期的な結果を求めるあまり、旨い話に乗せられて騙されやすい状況に陥りがち。あなたが目指す理想は、じっくり時間をかけて積み上げていくぐらいの気持ちで取り組んでいきましょう。自己を磨くためのお金を少しずつ計画的に貯蓄に回し、そのために節約に心がけることで、あなたの金運も安定してくるでしょう。

【星】人間関係の正位置での解釈

正位置の解釈
将来/才能/可能性を引き出し合える関係/フィーリングがあう/切磋琢磨しあう仲間/個性を認め合える/感性が磨かれる/ひらめき/

【星】のカードが正位置で出た場合、人に対して心がオープンになっているとき。フィーリングが合うと感じる人たちと一緒に過ごすことで、将来に向けてお互いの可能性を引き出し合える関係へと発展していきそうです。個性や才能を認め合い、切磋琢磨しあう仲間として成長していけるような人間関係が築ける暗示。あなた自身が自分の理想を思い描いて才能を磨いていく過程で、今後あなたの目標となり、良い影響を与えてくれる人物との出会いもありそうです。人と接することで、あなたの感性が磨かれる時期なので、あなた自身が心から楽しいと思えることに取り組んでいくことで、あなたの未来に希望をもたらすひらめきも起きてくるでしょう。

【星】人間関係の逆位置での解釈

逆位置の解釈
他人の才能に嫉妬/惰性的な付き合い/無気力/その場限りの付き合い/他人の揚げ足をとる/自分さえ良ければよい/悲観的/虚しさ/

【星】のカードが逆位置で出た場合、今の人間関係はあなたが成長できる関係性ではなさそうです。なんとなく昔から続いているからという理由だけで一緒の時間を過ごしている場合、ダラダラと時間だけが過ぎていき、虚しさを感じるようになるかもしれません。また、仕事関係や近所付き合いなど、仕方なく付き合いをしなければならない状況もあるかもしれません。お互いの足の引っ張り合いや他人の才能に嫉妬して揚げ足をとったり、自分さえ良ければ良いという態度に嫌気がさしてしまったりするかも。お互いの才能を認め磨き合うことは望めないかもしれません。その場限りの付き合いや惰性的な付き合いが続いている状況に悲観的になっている場合は、今のあなたの人間関係を見直してみるタイミング。あなたが一緒にいて楽しい、成長できると感じるのはどんな人たちでしょうか。あなたが本当にココロから生き生きと人生を輝かせられる人間関係とはどのようなものか、じっくり見直していきましょう。

まゆちん

タロットを使って日常を豊かにしてみたいな♪という人は、ぜひあなたの「イヤーカード」を調べてみて。イヤーカードから「あなたの2022年のテーマ」を読み解くことで、あなたが心地良く過ごすためのヒントが見つかるかもしれませんよ。

https://sup.andyou.jp/tarot/fortune2022_atab

【星】の解釈を広げるブレインマップ

タロットカードの意味や解釈をなかなか覚えられない！と感じている方は多いかもしれません。そんなときに役に立つのがこのブレインマップです。

ブレインマップは、キーワードや解釈を広げていく「言葉の地図」のようなもの。そのカードの持つイメージをあなた自身の言葉で広げながら、カードが持つイメージを膨らませていくことができます。

例えば星のカードの「豊かな感性」というキーワードから、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか？「五感で感じる」「才能開花」というキーワードが浮かんだら、そのキーワードを書き留めていきましょう。このようにキーワードを広げていくことであなたの感覚にしっくりくるカードの意味を探しやすくなります。

ブレインマップに書かれたキーワードはほんの一部。このブレインマップを参考に、カードからあなただけのブレインマップを作ることもできますよ。

カゲシターん

タロットパレットでは、大アルカナのブレインマップづくりができるワークシートをプレゼントしているよ。カードのイメージをオリジナルで広げて、タロットの世界をもっと楽しみたい方はぜひ使ってみてね♪

https://sup.andyou.jp/tarot/brainmap/_atab

【星】アーサー・エドワード・ウェイトの解釈

「ウェイト版タロットカード」を生み出した、アーサー・エドワード・ウェイト氏は、詩人・大英博物館学芸員・文筆家として活躍。著書も多く残している人物です。

ウェイト氏の文章は、宗教や歴史など西洋文化に馴染みがないととても難しく、「わかりにくい」と言われています。そこでタロットパレットではウェイト氏をもっと身近に感じられるよう、読み解いていきます。

ウェイト氏が各カードに込めた意味を翻訳文で確認しながら、タロットの世界を味わっていきましょう。

コツメ

全体的に水色で描かれていて、空にきらきら輝く星々がとても印象的です。

ウェイトさん

8本の光を放つ大きな星と、それを取り囲む7つの小さな星、また同じく8本の光があります。

コツメ

手前で水を注いでいる裸の女性の姿も、すごく神秘的で、大地に生命を育む女神様のように見えます。

ウェイトさん

彼女の左膝は陸地に、右足は水の上に置かれています。彼女は2つの大きな水瓶から生命の水を注ぎ、海と陸に水を与えています。

コツメ

生命の水を注ぐ女性…とても神秘的♪
頭上で光る黄色い大きな星が、注がれる生命の水に呼応するように、強く美しく輝いているようですね。

ウェイトさん

この人物が生活の場面で伝えるものとは、天とエレメントという実体です。このカードの理念は、「自由に流れる命の水」と「魂の贈り物」であると正しく捉えられてきました。

ウェイト氏が【星】のカードに込めた意味

17　星

8本の光を放つ大きな星と、それを取り囲む7つの小さな星、また同じく8本の光があります。前景にいる女性の姿は完全に裸です。彼女の左膝は陸地に、右足は水の上に置かれています。彼女は2つの大きな水瓶から生命の水を注ぎ、海と陸に水を与えています。彼女の背後には隆起した地面があり、右手には低木や鳥が止まっている木があります。その姿は永遠の若さと美しさを表現しています。この星はフリーメイソンの象徴に登場するエトワール・フランボヤンテ（燃えるような星）ですが、ここでは混同されています。この人物が生活の場面で伝えるものとは、天とエレメントという実体です。このカードの理念は、「自由に流れる命の水」と「魂の贈り物」であると正しく捉えられてきました。

いくつかの荒唐無稽な説明の要約では、これは「希望のカード」であると書かれています。他では、不死と内なる光として認定されています。精神的な準備ができている大多数の人にとって、この人物は、明らかにされた真実の姿として現れるでしょう。永遠の美しさで栄光をたたえ、魂の一部である水を注ぎ、自分の貴重な財産を推し量る姿です。しかし、彼女は実際には、カバラにおいて偉大なる母であり、超常的な理解を示すセフィラ・ビナーです。彼女は下流で水の流入を受けることができるように、セフィロトに伝達をします。

※ウェイト氏の著書である『The Pictorial Key to the Tarot』英語版原著をタロットパレットで翻訳したものです。

アーサー・エドワード・ウェイト
Arthur Edward Waite
（1857年10月2日 – 1942年5月19日）アメリカ合衆国に生まれ、イギリスで育つ。幼いころに父を亡くし、母の祖国であるイギリスに移住。17歳のとき、妹の死をきっかけとして精神世界の研究に傾倒していく。34歳で西洋魔術結社「黄金の夜明け団」に入団。1909年、ウェイト氏が52歳のときにイギリスのライダー社からタロットを発売する。